子供な自分。そして二つの事件【完】



ふと下を見れば

手の大きさくらいの

コンクリート石


「これで割れるんじゃない?」



この時も私は冷静でした


「ああ。それじゃ、離れて」


私と祖母はコクリと頷き

何歩も下がりました

おじさんは軍手をはめて


石を持った


この時のおじさんは

流石大人の人だなと思いました