君と隣の席になった
少し甘い香りがする
黒い髪を靡かせた君は
ゆっくりと微笑んだ

風が吹き荒れている
窓を開けたら
僕のこの気持ちごと
掻っ攫ってしまうのだろうか

揺らめく春の蜃気楼
一つまみしたこの想い
どこまでも甘く ゆっくりと物語ってゆく
つらい想いも乗り越えて
ねぇ
恋をしようよ