「………ん」 あれ? ここどこ? 「……保健…室?」 さっきまでバスケしてたんじゃ……? 「…ああ…そっか、あたし ボールにぶつかって………それで…どうしたんだっけ…?」 ヤバい……。 思いだそうとすると後頭部から鈍い痛みが走る。 ズキズキ…。 「…ん…と……。 思い出せない…」 その時― ガラッ― 保健室のドアが開く音がした。 (寝たフリ…寝たフリ……) あたしは分かんないけど、瞬時に 寝たフリをしなきゃ! って思った。 コツコツ… 足音があたしのいる所へ向かってきてるのが分かる。