腹黒剣士に惚れました。


「沖田さんっ!!大丈夫ですか!?」

あたりには彼のものであろう血が大量に畳に染み込んでいた。

「鈴羽…来ちゃいけない…のにっ…。
そんな顔…しないで…?」

血がこんなにも流れているのに、彼の身には傷一つなかった。