腹黒剣士に惚れました。


そこは一階とは違い、あまりひと気もなく、ただ血の匂いと人の死体に溢れていた。

「沖田さんっ!!平助っ!!」

しらみつぶしに襖を開けて行くと、
一番奥の大広間から呻き声が聞こえた。