____キンッ…ガンッ…! 近くで刀がぶつかり合う音が聞こえた。 私なら彼を、皆を助けてあげられる。 本来ならばこれは、鈴羽が時神から預かった役目。 しかし今の鈴羽は彼を想う別の気持ちに突き動かされているようだった。