腹黒剣士に惚れました。


少し時間が経って、随分泣き止んだ鈴羽の瞼は赤く腫れていた。

「…鈴羽、そろそろ寝た方がいいよ?今日は疲れたしね。」

唐突なフリに違和感を覚えた。

「そうですね。お話し聞いてくれてありがとうございました。」