腹黒剣士に惚れました。


切なげな顔をする鈴羽を見つめながら、彼もまたそれをした。

「私は正直、例え皆の想いを踏みにじろうとも皆を守りたいんです。
だけどそんな事したら皆が悲しむかなって思うと、選べなくて…」