そう、鈴羽だった。純白の大きな翼を背に、優雅に飛んでいる。 大の大人のくせに好奇心大盛の沖田は、満面の笑みで鈴羽に大きく手を振った。 その途端その少女はこちらを見ながら何かに納得したように一人頷き、静かにこちらへおりてきた。 side end.