「え、でも…。」
私が迷っているうちに、いつもより異常にテンションの高い沖田さんが早口に喋り始めた。
「大丈夫!ちゃんと許可もらってくるから!!それじゃあ僕は近藤さんに許可をもらってくるね!」
「いや、そういう意味じゃなくて…あっ…」
そう言っている内に彼は風のように屯所の中に駆け戻って行った。