時神と申す者の返事を聞いた直後、まるで世界が180°回転したかのように一気に自身の脳をフル回転させてこの状況を必死に理解していた。
「何もかもが急過ぎたようね…。でも時間が無いの、驚いてしまうでしょうけど是非協力してほしいの。」
凄く急過ぎるくらいの話ではあったが、時神の優しく温かい笑顔に私の心は少しだけ軽くなった気がした。
「あのね…鈴羽さんには申し訳無いんだけど、貴女には幕末という時代にタイムスリップしてもらいたいの。そして、新選組という団隊の中で力になってあげてほしいの。」