「あのね… 一晩、考えさせてくれるかな。 私、いきなりすぎて気持ちの 整理がつかないの…」 瞬は優しく笑って 「わかった。待ってる。」 とだけ言い残し帰っていった。 私、何で考えさせてなんて言っちゃった んだろ…。 私は先生が好きじゃないの?? 私のばか… 「うっ…グス…うわあああん…」 誰もいない夜の海。 鳴き声だけが夜空に響いた。 「川澄??」