「ん?なんでだ?」 「私、決まった。将来の夢。」 そう、それは先生みたいな 素敵な教師になること。 「俺のおかげ?(笑)」 「いい気になってんじゃないよっ」 先生はぷうっとふくれて なーんだ、と言った。 そんな先生を見ていると 胸の深いところがキュンとなったのを感じた。 「じゃあね、せんせ。 これから頑張るから!」 「おう、またな~」 私は無意識のうちに スキップしていた。