先生、好きになっちゃいました。



「ぐずっ…
ううう…」


先生たちはゆっくりと歩いて
私の元に戻ってきた。




そのとき、私は確信した。




ああ、あの2人はやっぱり
お似合いだ。



って。


どこからどう見ても
カップルにしか見えなかったから。



高尾先生は宮野先生を気遣って
肩に手を添え、
時々背中をさすっていた。