あたしと王子とバカ

「どういうこと!?」



同期の美和ちゃんとの女子会のはずがそこにいたのは...



「先日はありがとうございました。」



笑顔の桃山選手がいた。



「じゃあ、あとは2人でごゆっくり~。」



「えっ!?美和ちゃん!?」



桃山選手とその場に取り残された私は状況が飲み込めないでいる。



「実は美和さんってうちの大学の野球部のマネージャーだったんですよ。」



そう言えばマネージャーをしていたなんて言っていた気がする。



でも、まさか桃山選手と同じ大学だったとは。



世間って狭いなと思い知らされる。



ややこしいことになっちゃったなぁ。



美和ちゃんは私が彼氏がいること知ってるのになんでこんなことをしたんだろうか。



「すいません。俺が無理言ってお願いしたんです。」



なるほど。



そう言うことね。



明日美和ちゃんに会ったら説教しないと。



「申し訳ありませんが、私にはお付き合いしている人がいますので今日はお断りします。」