「時間ないから急いで部屋行って」



そう言われて、斗真の格好に疑問を持ったまま部屋へ。


斗真の格好は普段着で着るような格好ではなかった。


なんていうかドラマとかの衣装みたいな。



「俺、部屋出てるからそれに着替えて」

「へっ?」

「急いでな」



渡されたのは制服。


でも私の通う学校の制服ではない。


スカートはヒラヒラで結構、派手。


この制服…どこの学校のだろう……。


可愛いけど派手だよ。


ってまぁ見てる暇はないね。急いでって言われたし。


また疑問をもったまま即座に渡された制服に着替えた。



「斗真、いいよ」

「おぅ……って…ヤバ……」

「どうしたの?」

「似合いすぎ。可愛いすぎ。襲いたい」

「えっえっえぇっ!?」



斗真は突如となく衝撃発言をしてくる。


その度に驚くし、困る。