浮気男はあたしの彼氏(仮)




電車を降り、無事学校にたどり着いた。



「あ、優人!!」


でも、そこに待ってたのは気分を害するものだった。


「えっ綾?」



え…だれっ?


え…普通にだれっ?



"綾"


そう呼ばれた女はあたしのことを
チラリと横目で見ると
見せつけてくるかのように
優人の腕にまとわりついてみせた。




「なんでいんの…?」



優人はそれを剥がすことなく言った。



「えー?優人に会いたかったから?」



それに"綾"は上目遣いで胸元でクルクル巻いた髪を指に絡ませながら答えた。




「あ、今日は髪巻いてんだ?」