「なんじゃそら」 そう言って悪戯っぽく笑った優人はやっぱり眠そうだった。 「ねぇ…ほんとに眠そうだよ?やっぱ優人が座れば?」 通学電車ってものはやっぱり混んでいて、 たまたま空いた席に座らせられた私は 優人が今にも倒れ落ちてきそうで気が気じゃないない。 「何言ってんのさ、大丈夫大丈夫」 そう言いながらも優人の目は虚ろで。 …ほんとに大丈夫かぁ?