その後も、佐々木くんは 慣れた手つきで野菜をどんどん切っていき、 早くカレーが出来上がった。 「はぁ?カレーかよ」 そんなことを言うのはただ一人。 「食べたくないなら食べなくていいよ、春樹は。佐々木くん、何人いる?」 「えっと、春樹抜いて3人っす」 「あーもーっ文句ないし!食うし!」 食うし? 「食・べ・た・い・で・す。」 でしょ? 「食べたいですぅー」 最初からそう言えばいいのに。 あたしは春樹を鼻で笑って テーブルにカレーを運んだ。