天使で悪魔な女神



沖「……君は何者なの?」


抱き抱えた少女に向かって
ポツリと吐き出したこの言葉は
夜の闇に消えた。
そして、足早に自室に帰っていった。



暫く進むと見慣れた僕の部屋。


沖「行儀悪いけど仕方ないよね…。」


悪いと思ったけど、両手とも塞がってるし…。
足で開けた。
床に寝かして立ち上がると


沖「うわっ!!僕の部屋に女の子がいるんだ…。」


改めて思うと凄いことだよね。