私の竹刀は近藤さんの首筋に ピッタリと素止めしてあり 近藤さんの竹刀は床に転がっている。 憐「………私の勝ちですよね?」 静寂のなかで誰かの息を呑む気配がした。 近「あぁ、流石だよ。」 参りました、と言ってにこやかに笑っていた。 焔《本物らしいな。》 そうだね。 お父さんの友達。 私達の主にピッタリだ。 焔《主従の誓いをたてるのか?》 そうしようかなって。 どう思う?