天使で悪魔な女神



運悪く、その一言は憐の耳に届いてしまった。


憐「………下らない。」


ポツリと呟いた憐の言葉を、その隊士が聞いていたようで、大きな声を出した。


隊「下らないとは何だ!!!!
そもそも、女が竹刀なんて持つんじゃねぇよ!!」


“女”かぁ…。


焔《俺が前に出てやろうか?》


別に平気。


焔《良いのか?》