天使で悪魔な女神




*憐side*



ハァと一つため息を吐いた。


憐「仕方ありません。
一試合だけ御相手致します。
ただし」


憐の瞳に強い光が籠った。


憐「ただし、私の様子がおかしくなったら、竹刀も木刀も絶対に向けないで下さい。
向けたら最後、貴殿方を殺してしまいます。
分かっていますよね?
沖田総司さん?」


憐の瞳が静かに語る。
“止めるなら今だ”と…。
沖田の方を向き、言った。