「ママ!!コウが怖がってるよ!」
その言葉でアンのお母さんはふわっと笑顔に変わった。
「ああ、ごめんー。ごめんねー。コウちゃんがあんまりかわいいから嬉くって」
きれいな笑顔も高い声もアンに似ていた。
「でしょーー」
アンが自慢気に言った。
「いえっ、私は全然。かわいくないし、アンは・・・」
かわいいけど、と言おうとしたところでアンのお母さんが私の肩に手を置いて言った。
「まかせて。コウちゃんが自分でも自覚するくらいにしてあげるから」
ニッと笑って、そのまま肩を抱きかかえるようにして鏡の前のイスに座らせた。
そして手際よくケープを掛け、髪のゴムを外した。
「あの、あの・・・」
「全部私に任せて」
その言葉でアンのお母さんはふわっと笑顔に変わった。
「ああ、ごめんー。ごめんねー。コウちゃんがあんまりかわいいから嬉くって」
きれいな笑顔も高い声もアンに似ていた。
「でしょーー」
アンが自慢気に言った。
「いえっ、私は全然。かわいくないし、アンは・・・」
かわいいけど、と言おうとしたところでアンのお母さんが私の肩に手を置いて言った。
「まかせて。コウちゃんが自分でも自覚するくらいにしてあげるから」
ニッと笑って、そのまま肩を抱きかかえるようにして鏡の前のイスに座らせた。
そして手際よくケープを掛け、髪のゴムを外した。
「あの、あの・・・」
「全部私に任せて」


