「コウちゃん・・・」
遥さんが急に小さな声で言った。
みんなには内緒の話?
顔を近づけた。
「余計な事するようだけど、これ見て」
遥さんは携帯を私に渡した。
そこにはアメリカンカフェの看板が写っていた。
「コウちゃん、気付いた?」
「え?何を、ですか?」
さっぱり分からない。
「やっぱね。私みんなの絵いっぱい撮ってたら、気付いちゃったんだ」
遥さんはピピッとボタンを押して看板の私をアップで撮った写メを出した。
「コウちゃんの右横のハート見て、半分のやつ」
全体に沢山ちりばめられた小さい赤いハート。
私の右横のハートは、店名のせいで半分切れている。
「これが、どうかしたんですか?」
「よーく見て。他のハートと色が微妙に違うの」
言われてみれば、他のハートは明るい赤で、この半分のハートは少し深みのある赤だ。
「ホントだ」
遥さんが急に小さな声で言った。
みんなには内緒の話?
顔を近づけた。
「余計な事するようだけど、これ見て」
遥さんは携帯を私に渡した。
そこにはアメリカンカフェの看板が写っていた。
「コウちゃん、気付いた?」
「え?何を、ですか?」
さっぱり分からない。
「やっぱね。私みんなの絵いっぱい撮ってたら、気付いちゃったんだ」
遥さんはピピッとボタンを押して看板の私をアップで撮った写メを出した。
「コウちゃんの右横のハート見て、半分のやつ」
全体に沢山ちりばめられた小さい赤いハート。
私の右横のハートは、店名のせいで半分切れている。
「これが、どうかしたんですか?」
「よーく見て。他のハートと色が微妙に違うの」
言われてみれば、他のハートは明るい赤で、この半分のハートは少し深みのある赤だ。
「ホントだ」


