シール?
「昨日作ったんだ」
ゆっくりと頬からシールをはがし手に取った。
5センチくらいの楕円の形。
コースターの迫力のあるロゴとは全然違う、水彩画みたいな透明感がある、絵っていうか模様みたいな?
何色もの色が使ってあるけれど、グラデーションを効かせて隣り合う色と色とが自然に溶け合い一体化している。
「きれい」
単純にそう思った、それしか出てこない。
「どの色が好き?」
うーん、淡いピンクも光を放つような黄色も深い青もみんな好き。
でも、やっぱり・・・。
「全部です。全部の色が一つになったこの色が好きです」
シールを包み込むように両手を重ねた。
加藤先輩の笑顔が一瞬固まった。
あ、そういう事聞いてるんじゃない?
間違えた?
「昨日作ったんだ」
ゆっくりと頬からシールをはがし手に取った。
5センチくらいの楕円の形。
コースターの迫力のあるロゴとは全然違う、水彩画みたいな透明感がある、絵っていうか模様みたいな?
何色もの色が使ってあるけれど、グラデーションを効かせて隣り合う色と色とが自然に溶け合い一体化している。
「きれい」
単純にそう思った、それしか出てこない。
「どの色が好き?」
うーん、淡いピンクも光を放つような黄色も深い青もみんな好き。
でも、やっぱり・・・。
「全部です。全部の色が一つになったこの色が好きです」
シールを包み込むように両手を重ねた。
加藤先輩の笑顔が一瞬固まった。
あ、そういう事聞いてるんじゃない?
間違えた?


