「そう、その後がまた大変。私は周りを巻き込んだの。みんなに協力してもらった。智美とか加藤君とかね」
「協力ってどんな事ですか?」
ここは私がちゃんと聞いておかないと。
「アツヤは私の事恋愛対象として見てなかったから、意識させるようにしたの。加藤君はアツヤと仲良かったから、お前ら仲良いなーとか、お前の事好きなんじゃないのーとか、言ってもらって。子供みたいでしょ?」
遥さんは恥ずかしそうに笑った。
「でもそんな子供みたいな事から始めないとダメだったのアツヤの場合は」
実際上手くいったんだから説得力がある。
「それでその後は?」
「意識し始めるまで続けた。花火大会とか海とか誘い出して、学校でも出来る限り近くにいて。だんだん目を見て話す様になってくれて、アツヤの方から話し掛けてくれる様になって・・・」
「それで?それで?」
「ある時私が笑いかけたら真っ赤になって目をそらしたの」
「それって・・・?」
「私の事意識し始めたって証拠」
「やったー!!」
「協力ってどんな事ですか?」
ここは私がちゃんと聞いておかないと。
「アツヤは私の事恋愛対象として見てなかったから、意識させるようにしたの。加藤君はアツヤと仲良かったから、お前ら仲良いなーとか、お前の事好きなんじゃないのーとか、言ってもらって。子供みたいでしょ?」
遥さんは恥ずかしそうに笑った。
「でもそんな子供みたいな事から始めないとダメだったのアツヤの場合は」
実際上手くいったんだから説得力がある。
「それでその後は?」
「意識し始めるまで続けた。花火大会とか海とか誘い出して、学校でも出来る限り近くにいて。だんだん目を見て話す様になってくれて、アツヤの方から話し掛けてくれる様になって・・・」
「それで?それで?」
「ある時私が笑いかけたら真っ赤になって目をそらしたの」
「それって・・・?」
「私の事意識し始めたって証拠」
「やったー!!」


