「覚えてたのかよ」

「当たり前じゃん」

ヤバイわ、軽く流されそうになった

「んー俺がココに来た訳?まぁ単純に大人の事情っつー訳」

「...」

どいつもコイツも『大人の事情』とか分からないし

「もぉいいや。分かった...でも私と2人で住むの!?」

「当たり前じゃん。大丈夫だって、別に俺お前の事興味ねぇし」

「ソレはこちらもやりやすいです」

ニコッと作り笑いを彼に見せた