「勉強とかは俺が教えてやるよ、百嘉」

「あっありがと...」

「ぁ。百嘉...」

少し低い声で私に顔を近づけてくる彼

なっ何。この展開!?
ぇ...きっキスされちゃうの!?

初めての経験で目を閉じていると唇に指が触れた

「米粒、ついてる。」

「ぇ?」

目を急いであけると長い指先には米粒が1つ

「なっ....」

「ん?キスされると思った?」