「じゃあね、お父さん、お母さん、お兄ちゃん」

「一ヶ月間良い子にしててね。百嘉、じゃ~ね!」

「百嘉ぁー!!」

お兄ちゃんとお父さんは車の窓から首を出しながら私に精一杯手を振っている
なんか...微妙に気持ち悪い


ぁ。私、楠木百嘉です!
変なシーンから始まりましたが...フツーな家族ですよ!?
私以外の家族は今日から一ヶ月間アメリカで過ごすのです__

理由は...『大人の事情』
お兄ちゃんも大人じゃないじゃん!とか思ったけど...
何を言ってもこの言葉しか言ってくれないので諦めました!