「俺も大事な話してなかったな。実は百嘉には婚約者がいるんだ」 「....ぇ」 何ソレ。 「そんなの聞いてないんだけど」 「そりゃ初めて言ったからな」 何ソレ、 自分は自分が見つけた大切な人__ 悠都君と人生を歩みたいのに なんで勝手に決められなきゃダメな訳? 「最悪。考えられない」 「ちょっ百嘉!」 悠都君の手を放し1人、階段に頭を預けた 「それってマジですか...」 悠都君のか細い声が響いた