「ん...」 重い。 パッと目を開けると私の上に乗っている昨日風邪を引いた奴 「悠都君重い...どいて」 「ん....はよ。百嘉...」 寝起きで掠れている声はまだ動いていなかった脳を一瞬で動かせた 「おはよ、風邪はどう?」 「もーマシ。昨日ずっとお前がいてくれたから、サンキュ」 「ソレはよかった。じゃリビング行っとくね」 「ぁ。待てよ」 ギュッ__ ぇ?朝から抱きしめられるとか慣れていないんですけど。