LOVE OF DISTINY〜最低で構わないから〜【完】




―――なのになのに。

彼は、諦めなかった。

≪それでも、俺を好きになるかも知れへんやん?≫

そのメールから始まり、電話もひっきりなし。



「それは、ストーカーやんなぁなぁなぁ!」



「どんな日本語;;」



日曜日、私は芽とランチしに、テラスがあるというカフェへと来た。

まぁ、花に集まる虫が苦手な芽の為に、席は入り口から遠いところだけど。

海斗さんが月曜日は休めず、Wデートは今日の15時から。

その前に、私は福智さんの事を相談しようと、呼び出したけど……関西人の真似?

そうだとしたら、関西人の人に、怒られちゃうよね?;;