家族連れで賑わう万博記念公園の、一面が芝生の広場。
芽が持って来てくれた大きめのレジャーシートを敷き、子供たちをタオルケットにね転がせる。
永斗がハイハイを少し出来るようになった為、海斗がシートから出ないように見張ってる。
「良いねぇ…気持ちが良いわ」
自然の香りを堪能した芽は、カメラを手にうろちょろ。
空や花。
子供たちを撮影してる。
私は海斗の隣に座りながら、花冠を作る事に。
昔、祖母に教わったけどもううろ覚え。
でも、体が覚えてる。
三つ子の魂百までとは、この事かな。
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