LOVE OF DISTINY〜最低で構わないから〜【完】

隙間なく名前の候補や漢字を書き出して行く。

ごちゃごちゃして、次第にわかりづらくもある。

隣のページに、気に入ったモノだけを書き移すも、何かピンと来ない。

ーーコンコンッ



「…はい」



ノックが聴こえ、手帳を閉じて立ち上がると、「香椎さん」と、助産師の人が現れた。



「無事に終わりまして、今、赤ちゃんたちは乳児専用のICUにある保育器で眠っています。お顔、見てあげて下さい」



「はい…っ」



慣れない場に緊張しつつついて行くと、ICUの中に居る我が子を、ガラス越しに見れた。

直接は明日の朝からだとか。