LOVE OF DISTINY〜最低で構わないから〜【完】

「何?新妻は色気より食い気?」



「……アライ君、酷い」



同い年で、週1夕方のシフトに入ってるアライ君にからかわれて睨む。

右手の薬指に嵌まるペアリングは、別のバイトで貯めたお金で買ったらしい。

ここに勤めてるのは、彼女がここの近所の居酒屋でバイトしてるらしく、一緒に帰る日を作ってるらしい。

平日はバイト一色のアライカップルが、帰宅時間を大切にしてる事がよくわかる。



「居酒屋は時給が高いだろうけど、彼女もここでバイトさせてよ」



「イ・ヤ・だ!バイト先は俺のテリトリーだよ?嫌っつーより無理だわ」



…何様なんだ;;

別に一緒に働いても良いじゃない?