LOVE OF DISTINY〜最低で構わないから〜【完】

イライラしてる芽は、腕を組んで、なかなか開かないドアを見つめてる。



「…ビール足りるかな」



海花さんたちからの、焼酎とワインの置き土産はあるけど。



「飯島はもう呑ませないし、お茶で良い」



…芽は呑むだろうに、良いのかな?;;

玄関を開け、最後に自分が入る。

キッチンに入り、お湯を沸かしてると、芽は我が家のように、冷蔵庫からビールを出した。



「ねぇ…」



「何?」



「“超絶ギャル”って、どういう意味?」



「え?;;」



…芽がイライラしてたのは、そこだったの?

気にしなくても、良いとこじゃない?;;