LOVE OF DISTINY〜最低で構わないから〜【完】

「調べても良いし、後からでもわかるだろうけど、貰い悪阻だろうね。稲垣さん…あぁ、奥さんが大好き過ぎて起こる症状」



「……えー;;」



海斗は苦笑いをしながら、頭の後ろを掻いた。

明らかに照れてる。

先生に頭を下げ、診察室を出る。



「どうする?;;」



「どうしよっか;;」



何だかここに居るのも、2人になるのも恥ずかしい。



「本当に妊娠してたら、フライングだよな…俺」



車に戻ると、海斗はやたら顔を撫でてる。

もう擦ったせいか、照れてるせいなのか、わからない位に真っ赤っか。