LOVE OF DISTINY〜最低で構わないから〜【完】




21時を過ぎ、明日も仕事がある為、3人は帰って行った。



「芽に手伝って貰って、片付け早く済んじゃった」



エプロンを脱ぎながら、隣に座った成美。

ソファーの背凭れに身を預ける成美に、触れるだけのキスを落とす。



「これから、頑張れよ」



「うん。自信はないけど…海斗と居れるから、頑張ろうって、思えた」



…可愛い事、言うんじゃねぇよ。

いつの間にか梅雨入りし、ジメジメとする中、シャワーを浴びる前から、成美を抱き締めながら、再びキスをした。

無論、今回は舌を絡ませた。

ソファーから下ろし、絨毯の上で激しく口付け。