LOVE OF DISTINY〜最低で構わないから〜【完】

私は涙を拭いて、海斗さんと晩御飯を買いに行く為、家を出た。

歩いてお店へと行くと、芽が発注に来た店長と食事に行くからと、来て居た。



「芽……歩ちゃん、夕方に亡くなった。今まで、話を聞いてくれて、ありがとね?」



「私は何もしてないよ。葬儀の時間、後でも明日でも良いからメールして?」



「わかった。芽が居てくれて、心強かった。少なくとも、海斗さんと付き合うまで支えてくれたのは、芽だから」



「そう言って貰えて、嬉しいよ」



芽はショックを隠し切れない状態のまま、バックヤードへと消えて行った。