モテヤンキーにコクられて

「思いました……」



「ハハッ、えらく素直だな。キスのあとの美桜は、かわいな」



「なにそれ! 普段はかわいくないみたいな……」



ええ、もぉ。全然かわい気ないんですけどね?



そんなのわかってるけど、とりあえず言ってみた。



「そーだな……ツンツンしてんのも悪くナイけど、できるなら……素直な方が扱いやすい」



柴田先輩はイスに座ると、あたしの方は見ずに本をペラペラとめくってる。



「扱いやすいって! そんな言い方……」



しかも、全然コッチ見てくれない……。