モテヤンキーにコクられて

「くだらないわけねーだろーが。すげぇぞ? ビビんなよ?」



「そーいう話の持ちかけかたする人で、話が面白かった試しがないですから!」



「おっ、美桜は厳しいな~。じゃあ、俺のヤンキー物語……聞く?」



「いや……それも聞きたくない……」



「始まりはな?」



柴田先輩、勝手に話し始めてる。



全然、あたしの話……聞いてナイし。








「でな? 春休み中に金髪にして、ピアス開けて。この高校の入学式で、一番強そうなヤツにケンカ吹っかけたんだよな?」



「あーそぉですか。で?」



「ソイツ、全然強くなかったんだよな~。ラッキーだった。

だけどヤンキー友達がいっぱいいてな、ケンカした後から仲良くなって、色々教えてもらった」



「色々って?」