モテヤンキーにコクられて

「キャーッ、嬉しい!」



「でしょ、でしょ?」



あたしとサナが騒いでたら、ちょうど話を聞いていたコーラス部の3年の先輩が話に割って入ってきた。



「ちょっと~、もしかして柴田くんのこと気に入ってる?」



「そっ、そんなんじゃないですよぉ~! もぉ~、違います」



「そんなこと言って、美桜ちゃん真っ赤」



先輩はクスクスと笑ってる。



だけど、そのあとすぐに、あっという表情を見せた。




「けどー、柴田くんって愛想ないよ? 無口だし……」



も~、そこがいいんですよぉ!



デレッとしそうになったから、言うのをやめた。