心臓がバクバクと大きく音をたてる。
「どうしたの?こんなとこで」
バレた。
思わず先生の方を見たら……
先生は……
こっちをジッと見ていた。
どうしよう……
でも……
悪いことって、続くもので……
すぐ傍に停まっていた車の中から
「亜衣!何してんだよ?」
やっちゃんが顔を出した。
「あ、ごめん。今行く」
「あれ?柑那じゃん。今から帰るから、おまえも乗ってけよ」
もう……
終わりだ――
罰が当たったんだ。
こんな最低なことを……
だますようなことを……
していたから。
「どうしたの?こんなとこで」
バレた。
思わず先生の方を見たら……
先生は……
こっちをジッと見ていた。
どうしよう……
でも……
悪いことって、続くもので……
すぐ傍に停まっていた車の中から
「亜衣!何してんだよ?」
やっちゃんが顔を出した。
「あ、ごめん。今行く」
「あれ?柑那じゃん。今から帰るから、おまえも乗ってけよ」
もう……
終わりだ――
罰が当たったんだ。
こんな最低なことを……
だますようなことを……
していたから。


