Girl Brother




「飴……?」



そう、レモン味の飴


これは私とお母さんが大好きな飴で、

よく買って持ち歩いていた

って…



「時間!!」


ふと腕時計を見て私は顔を真っ青にした

今は7時だ


着替えるのが遅いせいで急がないとやばいのだ


「それでは!!」


前に居る彼に一礼して

家に入って行った