Girl Brother



苦しい…



「…どかしてください」



「えー、ヤダ」


――使えないメガネだ



「眠れたか?」



そういえば正夢…。お母さんの夢も見なかった


どうしたんだろう…

ちょっと考えているとメガネが私のおでこを突っついた


「痛っ」


メガネを睨むと

部屋がいつもと違うのに気づいた