Girl Brother



高校生の制服を着て行っても可笑しく思われない



「キミが日向?」



「…そうですけど」


さっきは敬語だったのに

いきなりタメ口という奴になった



「ふーん?」



私と争うくらい無表情のメガネ(名前不明)は

ジロジロと私を見つめた


その瞳は好奇心で

見られていても

不思議と嫌な気はしなかった