「うーん、まあまあって感じ? スタイルキープがキツかったけど。」 「さすが、モデルはいうことが カッコいいな。」 「しょうがないでしょ? 私がどこにいようと、 事務所は仕事もってくるんたから。 私が語学留学してるって、 まるでわかってない。 向こうに私を売り込んでたのよ。」 「へぇ?大変だったんだな。 あ、愛姫、知ってると思うけど、 こいつは…」 そのとき、私の耳には、 先輩の言葉なんて一切入ってなかった。 なぜって、それは…