パニック☆ルーム



「うーん、まあまあって感じ?
スタイルキープがキツかったけど。」

「さすが、モデルはいうことが
カッコいいな。」


「しょうがないでしょ?
私がどこにいようと、
事務所は仕事もってくるんたから。

私が語学留学してるって、
まるでわかってない。

向こうに私を売り込んでたのよ。」


「へぇ?大変だったんだな。
あ、愛姫、知ってると思うけど、
こいつは…」


そのとき、私の耳には、
先輩の言葉なんて一切入ってなかった。


なぜって、それは…