「知らん。
俺に聞くな。」
一喝ッ…!!
「せ、先輩冷たいです!!」
「俺は、恋愛に興味はないし、
そういう相談は専門外だ。
数学の質問なら、いくらでも受け付けるぞ。」
あ、もしかして
別に意地悪してるわけじゃ、ないの…?
「あ、じゃあ私数学大っ嫌いなので、
また持ってきますね。
…って、じゃなくて!!」
ガッと腕をつかむ。
「何でもいいんです!!
何かアドバイスを…!!」
「だから、俺は専門…
あ、いや」
さっきのセリフを復唱しかけたのに、
なぜか言葉を止めた先輩。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…