「今、先輩に連絡したよ。 俺らも下へ行こう。」 「うん。 本当にありがとう、准くん。」 「どーいたしまして。」 「あ、そうだ准くん。」 「ん?」 私は、ワザと耳元に口を寄せた。 「芹花に関する相談は、 何でも乗るからね♡」 「なッ…⁉」 「あはは、真っ赤‼」 何だか、今まで関わりも出番も…あ、いや、 関わりが少なかった准くんだけど、 何だか少し近づいたみたい。 ちょっと、嬉しい。